shishimayu もじゃむじゃ日記

横山大観と明治の名工

横山大観展。

生誕150年ということもあり、会期したばかりにも関わらず大盛況。

色んな色とデザインの富士山、色んな色の太陽に月。

ナイアガラの滝と万里の長城をコラボさせたり、

仏陀とイエスキリストもコラボさせたり、

40mもの絵巻物を描いたり、想像力が果てしない。

ご本人も絵のように、豪快かつ繊細な方だったのだろうか。

彼のように旅をして、本を沢山読んで知識を広げ、87歳でも絵を描く生き方を私もしたいなあと思った。

工芸館では、明治の名工展が開催。

鷹の迫力たるや、圧巻であった。

まるで生きているかのよう。

この器は、ずっと眺めていたいくらい美しかった。

去年、明治の超絶技巧を沢山観る機会があってから、すっかり魅了されている。

職人に憧れます。

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カンディンスキーとロートレック

車を借りてもらって、美術館ツアー。

検査カウントダウンで、あまり食べられないので気が紛れて嬉しい。

カンディンスキー展。

ロートレック展は、一部撮影OK。

美しい歌手や女優を、敢えて醜く描くロートレック。

その世界観が良い。

昔からロートレックの絵が好きだった。

数年前にファンファン大佐こと岡田眞澄さんが、ロートレックの友人を演じながら彼の人生を紹介していくドキュメンタリーの再放送があり、中々に楽しめました。

ロートレックは随分と食通だったようで、きらびやかなフランス料理に、観ているとお腹も空くすく。

話は戻って展示には好みのヴァロットン、ボナールの作品もあり3倍楽しめました。

ロートレックの図録を買ってもらい、更にお小遣いでヴァロットンとボナールの図録も取り寄せることに。

毎日コツコツアンケートに答えてお小遣い稼ぎして良かったと、つくづく思う。

自分の本棚はスペースが限界で、夫の本棚にかなり進出しており、申し訳ないやらありがたいやら。

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父、日展入選。

台風接近と月経困難で寝込んでいたところ、連絡しない日の筈だったが、父からFaceTime。

興奮して大きな声で名前を呼ばれ、何事かと思ったら、大雨の中、日展入選の速達が届いたとのこと。

構図は仕上がっていたものの、たった1カ月で100号を描き上げた作品。

途中過程を実家で観ていて、面白いと思っていたが、入選は難しいと師匠に言われていたそうなので、良かったね。

約1カ月、国立新美術館に展示されるそうである。

「お祝いしよう！ご馳走するよ！」と不思議なことを言う父。

「お父さんから渡されるお小遣いは取ってあるから、そこから支払うよ」とホテルのレストランを予約した。

(私も便乗できるし。)

問題は、ドレスコード。

エレガンスらしき服は遥か昔、友人の結婚式に着た某ブランドのワンピース。

フリーサイズという名のSサイズである。

初めて結婚式に行くためワンピースはそれしかないのに、コルセットを装着してもチャックが閉まらない。

母にSOSの電話をかけたら、母も焦りつつ「油で滑りを良くするのよ。。！」

このアドバイス通り、オリーブオイルでチャックの滑りを良くし、肉を詰め込んだ冷や汗と涙がこぼれ出る思い出。

「大丈夫？！」と、母と夫の大爆笑をとるこの素晴らしい腹を押し込む気力は、もう今はない。

おばあちゃんになるまでと、退職金で奮発したマリメッコのワンピースでも良いのかなあ。

(かもめ食堂・もたいまさこさんに憧れて、欲しくてたまらなかった。)

母はダイエットするか、新調するそう。

余計なことをしたかなあとも思う。

服装は何でもOKで、600円のレバー炒め定食でも店員さんが笑顔をくれるフードコートは、改めて素晴らしいと思いました。

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明治工芸とシャガール

3連休。

前回の週末にカーテンも洗って時間もあったので、久しぶりに美術館へ。

朝の薬を飲ませてもらっても身体が起動しなかったけれど、洗濯と食器洗いを代わってもらい、その間少し休んで出発。

コレドの富澤商店や無印で買い物し、重慶飯店のイートインで飲茶。

夫の強辛坦々麺は咳き込んだけれど、とっても良いお味。

大好物のマーラーカオに月餅に中華菓子も大量に買い、お店の人にも喜んでいただく。

三井記念美術館で、超絶技巧の作品の数々を観る。

明治工芸も、現代アートも本物と見まごうばかりで眼を見張った。

メインのきゅうりも素晴らしかったけれど、たんぽぽの綿毛や、食べかけの魚の再現には驚いた。(※写真は拾い画です。)

次は、東京ステーションギャラリーへ。

長年好きなシャガールであるが、彫刻や陶芸を観るのは初めて。

絵は相変わらず鶏が飛んでいたり、人が飛んでいたりカラフルで幻想的。

ポストカードのコレクションが増えました。(※写真は拾い画です。)

KITTEのオーガニックのお店でシャンプーブラシ予備と洗顔石鹸を買い、お気に入りの店員さんとおしゃべり。

ここの商品はとっても良い香りで癒されるし、何よりお肌にも優しそう。

ちょこちょこ通えると良いんだけどなあ。

夕飯にお弁当を買ってもらい、ホクホク。

14時過ぎには帰宅し、お昼寝。

盛りだくさんだったからか微熱が出たものの、夫の気分転換になったようで良い一日でした。

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Design HUB 日本のグラフィックデザイン

ちらりと寄った、東京ミッドタウン内にあるdesign HUB。

「日本のグラフィックデザイン」が展示されていた。

美大生、専門学生が多かった。

去年、友人に連れて行って貰った イッセイミヤケ展のポスターも。

目の保養になりました。うふふ。

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タイ展・国立博物館 埴輪

国立博物館 「タイ」展。

大本命のワット・スタットで飾られていた扉が

観られて良かった。

強いて言えば、上の方も観たかった。

車椅子だと見えづらいことも多いし、オペラグラス買っちゃおうかしら。

(オペラグラスといえば昔、両親と兵庫県にある宝塚の舞台で、初めて覗かせて貰った。

安い席なので、肉眼では人が米粒サイズ。

主演だった杜けあきさん、お元気かなあ。

あまりのメイクの迫力に、思わず絵にしたためたほど。

)

細かい装飾。

半鳥人。

亀がいたり、ウォーリーを探せ並みに、色々探すのが楽しかった。

(ちなみに会場でみうらじゅん氏の写真があり、ドッペルゲンガーかと思ってドキッとした。)

常設展には、大好きな埴輪。

NHKの「おーい！はに丸」が大好きで、特に、ひんべえファン。

いつだか誕生日に馬の埴輪が欲しかったけれど、置く場所もないし、

埃掃除は夫の担当で作業を増やすのも申し訳ないので、断念。

鶏も好きです。

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岡本太郎

川崎市岡本太郎美術館。

※車椅子ユーザー・身体の不自由な方は、事前に連絡が必須。

駐車場から美術館に辿り着くまでがバリアだらけで、本当に危険です。

行きは何も知らずに駐車場から連れて行って貰ったけれど、

鋭く急な下り坂が長く延々と続き、引き返すにも引き返せなくなり、先を進むしかなかった。

夫にパワーがあったから、何とかなったものの、暑い中重労働をさせてしまい、本当に申し訳ない思いであった。

つくづく事故にならなくて良かったと思う。

道中は大変だったけれど、太郎さんは、相も変わらず偉大なお方でした。

トランプが欲しかったけれど、売っていなくて残念。

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花。 NO.5

5枚目。

痛みと硬直、しびれも出やすかったりで暫く休んでいたけれど、やっと描けた。

絵を描くと、父も母もすごく喜んでくれるので、照れ臭いけれど、嬉しい。

毎日2時間書き続ければ、上手になるそう。

睡眠時間を削りたいところだけれど、痛みが強くて、小刻みにしか眠れないので、これ以上は難しい。

家事のスピードも、ますます落ちている。

まずはしっかり眠れるようにならないとなあ。

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深澤直人展・プロダクトデザイナーへの夢

深澤直人展。

椅子をはじめ、無印CDプレイヤー、パナソニックドライヤーも展示。

ユニバーサルデザインを世に広めたくて、プロダクトデザイナーになるのが夢だった時もあったなあと、懐かしむ。

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ジャコメッティ・そこまでやるか展

梅雨の晴れ間に美術館へ。

「ジャコメッティ」展。

目にしたものを、そのまま表現するという不可能に挑戦した男、ジャコメッティ。

線を重ねて描いたスケッチも秀逸で、大変素晴らしい展示だった。

モデルに動くことの一切を禁じたそうで、彼の友人の日本人哲学者・矢内原伊作は、彼の理想的なモデルであったそう。

270日、その大役を務めたそうだ。

髪型や容姿が似てらっしゃる。

(ジャコメッティ、20歳下の妻アネッタ、矢内原氏。)

戦利品。図録が欲しかったけれど、本棚がいっぱいで断念。

少し時間があったので、21_21 Design Sight の「そこまでやるか」展。

タイトル通り、そこまでやる？！な作品が。

ジャンヌ・クロードは街中の道を黄色い布で敷き詰めたり、橋や建物を布で覆ったり。

アートって、色んな形があって面白い。

梱包用のテープを、貼って貼って重ねて吊るして、中に入れちゃう作品。

決まったポジションから見ると、立体的なものが円形に見える作品。

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